【知って得する】防水パンの交換費用やタイミングを一気にご紹介！

2023年06月16日

日常で、防水パンに目を向けるタイミングはあまりないでしょう。

「洗濯機が壊れたので買い替えたが、洗濯機のサイズと防水パンのサイズが合わなかった」

防水パンを普段意識しないため、このような場面に直面する方もいるのではないでしょうか。

本記事では、防水パンの交換費用やタイミング、知っておいて損はない防水パンに関する情報をお伝えします。

これを機会に、防水パンに目を向けてみるのはいかがでしょうか。

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防水（洗濯機）パンとは？

防水（洗濯機）パンとは、洗濯機本体の下に置くプラスチック製の板・枠のようなものを指します。

なんとなく存在は認識していても、必要性・重要性はよくわからない方がほとんどではないでしょうか。

ここでは、防水パンの果たす役割や、防水パンを配置するメリット・デメリット、防水パンの非設置で起こり得る水漏れトラブルなどについてお伝えしていきます。

防水（洗濯機）パンは水漏れトラブルを防ぐ

防水パンは床の排水溝とつながっており、洗濯機の排水ホースと連結させます。

洗濯機内の水をスムーズに排水し、水漏れトラブルを防ぐためです。

洗濯機は洗濯時大きく振動します。

洗濯機の振動や何らかの理由で排水ホースが外れてしまったり、排水弁の目詰まりで排水ホース以外から水が漏れしてしまったりする可能性はゼロではありません。

こういったトラブルが起きた場合に、フロアや床下への浸水を防ぐ役割を果たすのが防水パンです。

防水（洗濯機）パンのメリット・デメリット

防水パンを設置するメリットとデメリットについてお伝えします。

メリット	・万が一水漏れした場合の受け皿になる・湿気や水滴などで床板がダメージを受けるのを防げる・洗濯機の重みで床板が凹むリスクを回避できる
デメリット	・防水パンと洗濯機のサイズが合わない場合、隙間が気になる・洗濯機の下の掃除がしづらい

防水パンにはメリット・デメリットもどちらもありますが、万が一水漏れトラブルなどが起こった場合、住居が受ける被害は甚大です。

リスクを少しでも減らせる可能性がある防水パンは、設置しておく方が有用です。

住居形態で変わる水漏れトラブル

水漏れトラブルは住居が戸建てか集合住宅（マンション）かで被害の内容が異なります。

戸建ての場合は、木造建築であれば建材である木材が腐敗しシロアリの発生の原因となり住宅の寿命を縮めます。

そのほかの鋼材建築の場合でも錆やカビの原因となり、住居の寿命を縮めるでしょう。

集合住宅（マンション）の場合は、階下への浸水による近隣トラブルとなり損害賠償等が発生する可能性が非常に高いです。

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防水（洗濯機）パン｜交換方法とは

防水パンの交換方法は大きく3つあります。

• DIYで自分で交換
• 専門業者へ依頼
• 住宅メーカー・リフォーム会社へ依頼

いずれの方法もそれぞれメリット・デメリットがあるため、順番に解説します。

DIYで自分で交換

防水パンのサイズアップなどが必要なく、現状と同じサイズのものに交換する場合は大掛かりな工事の必要もないためDIYでの交換も可能です。

ただし、排水溝の位置や蛇口の位置も変える必要がある場合は専門の業者へ依頼しなければ困難な場合が多いため、業者への依頼を検討しましょう。

また防水パンを交換する際に、古くなった防水パンを廃棄する必要があります。

廃棄の手間やコストなどを考えると、DIYよりも業者等への依頼の方が安全かつ負担が少ないでしょう。

専門業者へ依頼

防水パンは家の設備の一部に該当するため、交換したい場合は住宅設備の修理交換を専門としている業者への依頼で対応可能です。

防水パンの交換はパンそのものの交換だけではなく、床板の修繕や水道の蛇口位置の変更なども必要になる場合があります。

専門の業者へ依頼すれば、まとめて対応してくれるため安心です。

住宅メーカー・リフォーム会社へ依頼

住宅メーカーやリフォーム会社でも、家の設備の修理・交換の依頼に対応している場合があります。

施行に関しては直接住宅メーカーなどが行うわけではありません。

下請けの業者などへ依頼するため、費用は専門業者などに直接依頼する場合と比べると割高になる可能性が高いです。

また家のリフォームを検討している場合は、リフォーム会社へ依頼すればまとめて対応してくれます。

リフォームを検討中の方は、まとめてリフォーム会社への依頼も候補に入れるようにしましょう。

防水（洗濯機）パン｜交換費用の相場帯は？

防水パンの交換費用は依頼する依頼先によって異なります。

依頼する工事内容によって金額は変わりますが、多くの場合で必要となるのは以下の項目です。

項目	内容	金額
商品代	・防水パン・排水トラップ　など	12,000円程度
設備工事代	・配管設備工事・防水パンの設置　など	25,000円程度
諸経費	・交通費・駐車場代・廃材処理代　など	8,000円程度

あくまでも大まかな見積もりのため、これに水道蛇口栓などの移動工事などが加わると費用はもう少し高額になります。

また工事の際に、ほかの場所の工事もセットで依頼すると割引される可能性もあるため、防水パン以外の工事も検討している場合は相談してみましょう。

まとめ

防水パンの存在は認識していも、意識を向ける方はほとんどいないでしょう。

防水パンは洗濯機を使ううえでは重要な役割を担っています。

知識を持ち、交換のタイミングや費用の相場帯を知っておけば万が一の場合の備えになります。

不要なトラブルを避ける意味合いでも、防水パンについて最低限の知識をこの記事で仕入れ参考にしてください。

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