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和室から洋室へリフォームにかかる日数とは?注意点やメリットを解説
2023年06月01日
「日本人なら和室は必要」
「古い家だから和室が多い」
和室は魅力的な日本独特の文化ともいえますが、現代の洋式生活の中では不便を感じる方もいます。
子どもが大きくなり、和室よりも洋室がいいと希望する、高齢で洋室の方が使い勝手がいいなどの理由で、和室から洋室へのリフォームを検討されるようです。
この記事では、和室を洋室にリフォームする場合の日数や注意点、逆に洋室を和室にする際のポイントを紹介します。
和室を洋室に、洋室を和室へのリフォームを検討されている方は、ぜひご覧ください。
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和室から洋室へのリフォームを検討する人はとても多い
和室は落ち着く、こたつが置けるなどプラスの面も多いです。
年頃の子どもを持つ親であれば、子どもから和室より洋室がいいなどと言われるかもしれません。
年を取ると和室もいいけれど、寝起きがしやすくメンテナンスも楽な洋室の方が生活しやすいと感じている方もたくさんいます。
和室よりも使い勝手がよく、掃除がしやすい洋室にリフォームを考えている方も多いようです。
和室から洋室へのリフォームはどれくらいの日数でできる?
和室から洋室にリフォームを考えている場合、気になるのがリフォームにかかる日数です。
ほかの部屋が利用できる場合は日にちが多少かかっても、気にならないかもしれません。
しかし使用できる部屋が少ない場合は、長くかかってしまうとさまざまな不都合が生じます。
一般的に和室から洋室へのリフォームは、6~8畳で5~10日ほどとされています。
部屋が広い、天井や壁などの大掛かりな改修が必要になると日数も伸びてくるので、実際にどれくらいの日数がかかるかについてはリフォーム業者へ相談しましょう。
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洋室から和室にする場合と異なる点
和室から洋室へ、洋室から和室へ、リフォームをするのに変わりはないと思うかもしれません。
しかし、洋室から和室へのリフォームの場合、洋室の一部分だけ和室にする、壁だけを和風にするなど、広さの自由度が高いです。
畳を入れる場合などは、段差が発生してしまうので、小さな子どもや高齢者がいる場合には足元の段差が気になります。
クローゼットを押し入れにする場合、奥行が足りない場合も多いため、クローゼットではなく押し入れを作ると部屋の広さが狭くなってしまう可能性も出てくるでしょう。
和室から洋室、洋室から和室、どちらであっても簡易的なリフォームではない限り大変な部分がどちらもあります。
和室から洋室へのリフォームを行う場合の注意点
和室から洋室へリフォームを行う場合、なにが注意点となるのでしょうか?
詳しく紹介していきます。
1.床の構造の違いに注意する
和室を洋室にリフォームする場合に一番問題となるのが「床」です。
和室に敷かれている畳は厚みがあるものです。
畳が敷かれていた場所へそのままフローリング材を入れると厚みが異なるため入口との間に段差が発生してしまいます。
和室をフローリングにする場合の方法は2種類あります。
- 張り替え工法
- 重ね張り(上張り)工法
張り替えは畳を外し、フローリングを張り替える工法で、入口や廊下との高さが気になる場合は高さ調整が必要です。
重ね張りは畳の上にフローリングを張る方法ですが、畳が腐ってしまうとあとから畳の張り替えを必要とします。
DIYではなく業者に依頼をするリフォームの場合は張り替えがよいでしょう。
2.壁の構造も異なるので確認をする
壁構造も異なり、和室は真壁と呼ばれる柱が見える構造、洋室は柱が見えない大壁の構造になっています。
床の間や欄間(らんま)のある和室の場合、「真壁(しんかべ)」と呼ばれる柱を露出させるタイプの壁になっており、和室の壁を洋室のような「大壁(おおかべ)」にするためには
- 耐火ボードを張る
- 壁の厚みを調整する
このような作業が必要です。
マンションの場合は和室も洋室も「大壁」となっているので、リフォーム時に新たな作業は不要です。
和室から洋室へ部分的なリフォームも簡単にできる
和室から洋室へのリフォームは大掛かりなものになってしまいます。
そこまでのリフォームは考えていない場合は、部分的なリフォームも可能です。
例えば和室にありがちな砂壁を壁紙に変える、畳をフローリングにする、引き戸を開き戸にするなど、部分的なリフォームは簡単にできます。
和室から洋室へリフォームは戸建てやマンションで違うのか
和室から洋室へのリフォームは戸建て、マンションどちらでも行えるものですが、それぞれのリフォーム方法に違いなどあるのでしょうか?
和室から洋室へリフォームする際、戸建てとマンションで、どのような違いがあるのかを紹介します。
1.戸建てをリフォーム
戸建てで和室から洋室へリフォームする場合、次のようなメリットがあります。
- 資材搬入などが楽
- 自由度が高い
マンションのように搬入口の確保や、上下階の家へ連絡等が必要ありません(大掛かりな場合にはもちろん近隣の方へ事前の連絡は必要です)。
自由度が高く、好みに合わせた洋室へのリフォームが可能です。
2.マンションをリフォーム
マンションのリフォームは制約が多く、リフォームを行う際に管理組合へ報告を必要とする場合もあります。
規約などを確認したうえで和室から洋室へリフォームしてください。
畳はフローリングよりも遮音性が高く、フローリングにすると遮音性が低くなります。
防音規定に合ったフローリング材が必要になりますので覚えておきましょう。
和室を洋室にすることのメリット・デメリット
フローリングの部屋は清潔感があり、ゴミが床に吸着しないので掃除が楽なメリットがあります。
家具などのインテリアともマッチしておしゃれ感が出しやすく、身の回りの整理がしやすい点が魅力です。
これまで和室で畳の上で生活をしていた場合、フローリングは足元が冷えると感じるかもしれません。
そして、生活音が響きやすいデメリットがあるので、マンションの場合には注意が必要です。
まとめ
和室を洋室へリフォームする場合の日数と方法について詳しく解説しました。
和室を洋室へリフォームする場合、リフォーム内容にもよりますが、5~10日前後で完了します。
和室に不便さを感じていた方にとってはリフォームをすると使いやすくなりますが、デメリットもあるので理解したうえでリフォームを行うようにしましょう。
和室から洋室へのリフォームについて、詳しく知りたい場合には当社へご相談ください。
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